着物の種類と着付けの方法
目次
着物の種類
着物とひとことで言っても、柄や素材、柄などによってさまざまな種類に分類されます。たとえば、黒一色の無地に5つの紋は染み抜きされている「黒紋付」は、冠婚葬祭の際に着用する、着物の中で一番格上の礼服です。
「留袖」には、既婚女性の礼装”黒留袖”と、未婚既婚を問わず着ることができる”色留袖”があります。未婚女性の礼装と言えば「振袖」です。袖が長く、カラフルで華やかな模様が入っています。
また、着物全体に一続きの模様が描かれている「訪問着」、柄が全て上向きに入っている「付け下げ」、黒以外の色で一色に染められている無地の着物「色無地」、小さな模様が全体に繰り返し入っている普段着用の着物「小紋」、染色した糸で織った生地で出来ている着物「紬」、そして、主に夏に着用する和服「浴衣」があります。
着物の着付け方法
着物の着付け方法は、種類は変わってもほとんど同じ方法で着ることが可能です。しかし、衿の合わせ具合や衣紋の抜き加減などを、着る方の体型によって調整する必要があります。
着付け方法には豊富な流派があり、着付け方法もさまざまですが、初心者でも着付けしやすい方法をご紹介しましょう。まず着物を後ろに回して肩から羽織り、片袖づつ腕を通しましょう。その後、衿先を両手(下から3分の1くらいの持ちやすいところ)で持ち、持ったところから下全体を持ち上げます。
裾線が床と平行になるように、すれすれの長さを決めましょう。そして、左の脇線が体の中央になるよう、上前を合わせます。決めた位置が動かないように、上前を広げ、少し褄先を上げて下前を巻き込むようにします。
その際、正面から見て、上前が足の甲に少しかかるくらいの長さになるようにしましょう。続いて、右手で腰紐の中心をもち、右脇に当てて、そのまま後ろに回して交差し締めます。しっかり結んだら、余りを入れ込み、後ろのおはしょりを整えます。
前側も後側同様、整えましょう。背中心に合うように、左右の掛け衿を合わせ、下前の襟を整えます。コーリンベルトを後ろから右脇へまわし、それと同様、整えた上前の衿先を下向きにはさみ、背中の余分なしわを脇にとり完成です。
着付けのチェックポイント!
着物の着付けが終わったら、次の点をチェックしてみましょう。
- おはしょりに余分なしわは残っていないか?
- 褄が上がっているか?
- 衿の合わせは、のどのくぼみがわずかに見えているか?
- 背中の余分なしわがとれているか?
上記のポイントを確認してみると良いでしょう。

